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開催まであと

大学との連携取組み〈健康キャンパス・プロジェクト〉

情報交換会の実施について

令和5年度大阪府健康キャンパス・プロジェクト全体研修会

連携先

大阪府内各大学・大阪府内各保健所

概要

日 程
令和5年8月29日(火)
場 所
グランフロント大阪 ナレッジキャピタルカンファレンスルーム
形 式
健康管理担当者向け研修会(会場とwebのハイブリッド開催)
参加者
21大学 26名(会場 14名、web 12名)
10保健所 14名(会場 4名、web 10名)

取組み内容

 昨年度実施した府内全大学対象情報交換会に引き続き、大学生の健康づくりを更に進めることを目的に、府内大学の学生の健康づくりに関わる職員を対象とした研修会を行いました。

 前半は、大阪府から「大阪の健康課題や現状」や「主な健康づくりの取組み」について説明を行ったのち、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所 瀧本 秀美 所長から「若い世代の栄養・食生活の課題~国民健康・栄養調査からわかってきたこと~」というテーマで、国民健康・栄養調査からわかってきた若い世代の体格と食をめぐる現状と課題についてお話いただきました。

 また続けて、大阪公立大学大学院 生活科学研究科 食栄養学分野 矢澤 彩香 准教授から「中ブロック大学等食環境整備連絡会議を通じた大学での取り組み」というテーマで、学生食堂が健康づくりの拠点となるように食環境を整備することを目的に、平成19年度から実施している大学生等の栄養・食生活での課題解決に向けた取組みについて情報提供をしていただきました。お二人の「若い世代の食と栄養」に関する講義に参加者も熱心に耳を傾けていました。

  • 瀧本所長の講義
    「若い世代の栄養・食生活の課題 ~国民健康・栄養調査からわかってきたこと~」

  • 矢澤准教授の講義
    「中ブロック大学等食環境整備連絡会議を通じた大学での取り組み」

 後半は、参加者を複数グループに分けてグループワークを実施しました。「学生の健康づくり(栄養・食生活)についての課題と必要なこと」、「学生の健康づくりにおいて府内の大学や行政と協力して実施したいこと」をテーマとしてグループワークを行い、各グループでは活発な意見交換が見られました。

 グループからは、学生の健康づくりの課題として、「課題の把握ができていない」や「現在の食生活が将来にどういう影響を与えるのかイメージができていない学生が多い」、「何か取組みを実施しても、学生の参加を促すことが難しい」などが挙げられ、現状の把握・集客に行政の協力を求める声が多く聞かれました。また、健康づくりの取組みの好事例の紹介を求める意見もありました。

 参加者からは学生の健康づくりへの熱い思いがあふれ、あっという間の3時間となりました。

 大阪府では、瀧本所長、矢澤准教授から講義いただいた内容や、グループワークで聞かれた現場担当者からの意見を活かしながら、引き続き大学と連携して学生への健康啓発を行い、若い世代への健康づくりの取組みを推進していきます。

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