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開催まであと

健活推進会議

【開催報告】令和3年度健活おおさか推進府民会議総会 ~健康づくりの取組み事例発表~

2022.01.26

会員間の取組み共有や情報交換を図るため、健活おおさか推進府民会議会員による健康づくりの取組み事例発表を行う令和3年度健活おおさか推進府民会議 総会を令和4年1月19日にオンラインで開催しました。

同会議事務局長による主催者挨拶のあと、事業者、市町村、大学等の計9団体から健康づくりの取組み事例発表があり、同会議実行委員会委員やオンラインで視聴している会員との質疑応答がありました。最後に大阪大学大学院医学系研究科 磯博康教授から講評があり、お開きとなりました。

ぜひ発表動画をご覧いただき、みなさまの健康づくり活動にお役立てください。

プログラム

開会

事業者等の健康づくりの取組み事例発表及び質疑応答
 ・ 社会医療法人ペガサス

 ・ プライマリー・アシスト株式会社

 ・ 積水化学工業株式会社

 ・ ヤマゼンクリエイト株式会社

 ・ 一般財団法人大阪建築技術協会

 ・ 一般社団法人大阪府薬剤師会

市町村の健康づくりの取組み事例発表

 ・ 太子町いきいき健康課

健康キャンパス・プロジェクト事業における取組み事例発表及び質疑応答

 ・ 大阪府立大学 人間社会システム科学研究科 医療・看護情報システム研究グループ

 ・ 関西大学 経済学部 本西ゼミ

講評(大阪大学大学院 医学系研究科 教授 磯 博康 様)

 

開会 (健活おおさか推進府民会議事務局長の挨拶)

健活おおさか推進府民会議は、令和元年7月の発足から2年余りを迎え、今年度50を超える企業、団体の皆様にご加入いただき、現在180を超える企業・団体の皆様にご参画いただいております。

令和3年度の活動としては、府民の健康づくりの気運醸成を図るため、第6回大阪府健康づくりアワードの共催、大阪府と協会けんぽ大阪支部との共催により開催した健康経営セミナーへの後援のほか、大阪府商工労働部主催のワーク・ライフ・バランス実現シンポジウムへの協力などを行いました。

会員の皆様におかれましては、健康づくりの取組み事例発表をご覧いただき、健康づくり活動に関する新たな「気づき」が得られること、また会員間の連携による新たな「きっかけ」づくりになればと考えております。

事業者等の健康づくりの取組み事例発表及び質疑応答(各約10分)

社会医療法人ペガサス (医療・福祉・介護 1,544人)
従業員と地域住民に向けた健康づくり活動

プライマリー・アシスト株式会社 (サービス業 23人)
勤務間インターバル制度と健康休暇の導入

積水化学工業株式会社 (製造業 26,577人)
健康増進アプリを用いた7つの健康習慣応援プログラム

ヤマゼンクリエイト株式会社 (卸売業 75人)
ワークライフバランス向上の取組みと社員の疾病予防

一般財団法人大阪建築技術協会 (技術サービス業 107人)
健康体操や健康増進週間の実施

一般社団法人大阪府薬剤師会 (職能団体 30人)
府民健康フォーラム等の開催

市町村の健康づくりの取組み事例発表(約5分)

太子町いきいき健康課
たいしくんスマイル(太子町健康マイレージ事業)

健康キャンパス・プロジェクト事業における取組み事例発表及び質疑応答(各約10分)

大阪府立大学 人間社会システム科学研究科 医療・看護情報システム研究グループ
大学生の生活習慣改善を促すLINEチャットボット~大阪府の健康アプリ「アスマイル」の継続支援~

関西大学 経済学部 本西ゼミ
健康に関するアンケート結果から見えた課題
① スマートフォン使用期間とネットリテラシーの自信
② 1日の携帯電話使用時間と寝つきまでの時間
③ 小学生の頃の朝食と今の朝食頻度
④ 新型コロナワクチンに関する根拠のない情報の影響と3回目接種意向

講評 (大阪大学大学院 医学系研究科 教授 磯 博康 様)

講評の概要

◇事例発表を通して感じた重要点

従業員からの提案を引き上げている事例があったが、トップダウンだけでなくボトムアップでやっていくことは重要。

デジタルツールやウェブを使って若い層にリーチしていくことは非常に重要。その時に事例にもあったが継続をどうしていくのかも今後の課題。また、デジタルツールの活用と、これまでの日本の社会に親和性のある運動会などのイベントとうまく組み合わせていくことも、組織のやる気をあげていく意味では大切。

企業や組織のプライドを高める意味で、他にはない特徴のある方針を出すのは重要。最近は兼業を認める企業もあり、自分が兼業した時にどうやって健康を保っていくのかこれから重要な課題になるので、そういう意味で先取りして勤務間インターバルを少し長めにするのはいい取組みの一つではないか。

◇今後みなさまに考えていただきたい課題

健康経営の評価をする時に、単年度での評価が多いが、健康経営は長いスパンで起こるので、5年10年と長い期間での評価をこれから考えていただきたい。

小学生の頃は朝食の問題があり、親元から離れた時には生活が乱れる。企業に入った時には生活や睡眠、食生活の乱れの問題が出てくる人もいる。事例でもメンター制度というのがあったが、ぜひ新入社員の研修時に、「健康」という概念を強調していただき、これから60歳、65歳そのうち70歳になるかもしれないが、社会人としてのスタートの時点で、「自分の健康は自分で守っていく」といった動機付けを企業としてしっかり付けていただければ非常にいいのではないか。

 

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