その5 ストレスとうまく付き合いましょう

ストレスへの対処法に関する正しい知識を持ち、家庭や職場、地域など日常生活のさまざまな場面で実践するとともに、必要に応じて医療機関を受診するなど専門的な支援を受けましょう。

私たちの健康状態

府民の悩みやストレスの原因は、男性では「自分の仕事」、女性では「収入・家計・借金等」が最多となっており、その他「自分の病気や介護」「家族以外との人間関係」が多くなっています。

ストレスは人によって異なり、自分に合ったストレス対処法を探すことが重要です。適度な運動を心がけるほか、睡眠・休養を十分にとるようにしましょう。

ストレスとのつき合い方

ストレスの原因(ストレッサー)はさまざまですが、物事を判断するときに働く、思い込みや先入観、偏見などの「認知のゆがみ」がストレスをより大きくしている場合があります。 ストレスに負けないこころのしなやかさを身につけるには、この認知のゆがみに気づき、修正することが大切です。

ストレスをやわらげる生活習慣

日々の生活習慣によってストレッサーの感じ方は大きく変わります。生活習慣を見直してストレスをやわらげましょう。

■質のよい睡眠をしっかりとる

睡眠には体と脳を休ませ、ストレスを軽減する効果があります。
ストレスを強く感じているとき、忙しいときほど、一度ぐっすり休んで考え方を切り替えることが大切です。必要な睡眠時間は人によって異なりますが、できるだけしっかりとりましょう。また、睡眠の質を高めることも意識しましょう。

■リラックスできる時間を持つ

「休憩時間にスマートフォン」はありがちな風景ですが、このときの脳はスマートフォンから飛び込んでくる大量の情報を処理するのに追われてしまいます。
そのため、少しでもいいので、スマートフォンを見ずにリラックスする時間をもったり、もしくはリラックスできる音楽を聞いたりするのもおすすめです。
こうした時間をこまめに持つことが、ストレスを軽減することにつながります。

<リラックスする時間を持つコツ>

自律神経の副交感神経が優位になる時間を持つことが、リラックスする時間を持つことになります。

  • ボーッとする
  • 腹式呼吸をする
  • よく笑う
  • 体をほぐす

■栄養バランスのよい食事をとる

大阪府では、府民の皆さんに朝ごはんや野菜をしっかり食べること等を呼びかけています。
健康的で彩りある食生活は、ストレス解消の一助になります。
野菜・油・塩の量に配慮したヘルシーなメニューV.O.S.メニューなどもありますので、ぜひチェックしてください。

■信頼できる人に悩みを話す

人に悩みや話を聞いてもらうとつらさや苦しさなどの感情を吐き出せて、こころがラクになります。また、人に話すことで考えが整理され、状況を客観視できるため、解決の糸口が見つかりやすくなり、ストレスの軽減につながります。悩みがあるときは1人で抱え込まず、信頼できる人に話をしてみましょう。

監修岡田邦夫

特定非営利活動法人健康経営研究会理事長、岡田産業医事務所代表、労働衛生コンサルタント。専門分野はスポーツ医学など幅広く、長年、産業医として健康指導や講演など多方面で活躍。著書多数。

ストレスを一人で抱え込まず、誰かに話すことで、状況や考えが整理され、解決につながることもあります。まわりに話せる人がいない場合は、相談機関もご利用できます。

どんな健康づくりをすれば良いの

府内では多様な主体が創意工夫し、健康づくりに取り組んでいます

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