その7 たばこから自分と周囲の人を守りましょう

多くの病気のリスクになると指摘されている喫煙・受動喫煙について、健康への影響を正しく理解し、禁煙等の適切な行動に取り組むとともに、望まない受動喫煙を防止しましょう。

大阪府の習慣的喫煙者の割合(喫煙率)は、男性が30.4%、女性が10.7%となっており、全国と比べて女性の喫煙率が高くなっています。
喫煙は、心筋梗塞・脳卒中などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)・ぜんそくといった呼吸器疾患だけでなく、肺がん、食道がん、鼻腔・副鼻腔がん、口腔・咽頭がん、喉頭がん、肝臓がん、胃がん、膵臓がん、膀胱がん、子宮頸がんなど多くの部位のがんのリスク因子になると指摘されています。
また、受動喫煙によって非喫煙者の肺がんリスクが約3割上昇するともいわれており、受動喫煙の健康への影響が明らかになっています。
喫煙や受動喫煙が健康に与える影響を正しく理解して、喫煙率の低下につながるよう、禁煙を含めた適切な行動をとるようにしましょう。そして、非喫煙者に配慮し、望まない受動喫煙をなくしましょう。

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大阪府の受動喫煙防止対策