その8 歯と口の健康を大切にしましょう

歯と口の健康が全身の健康と関わっていることを理解し、歯と口の健康づくりに関する知識を身につけ、正しい歯磨き習慣を実践するとともに、定期的に歯科健診を受診しましょう。

歯と口は、食べる、飲み込む、話すなど、人間の基本的かつ重要な役割を担っており、生涯を通じて健やかで心豊かな生活を送るために、歯と口の健康づくりは、非常に大切です。また、歯と口の健康は、全身の健康の保持・増進にも影響を及ぼすことが示されるなど、歯と口の健康づくりの推進は、一層重要になっています。
しかし、約2割の府民が食後の歯磨き習慣について「ほとんどない」と答えるなど、歯磨き習慣が十分に定着していない状況がうかがえます。
また、歯周病の治療が必要な者の割合は年代が高くなるほど増えており、どの年代も約2人に1人が歯周病の治療が必要となっています。
歯科健診受診率は20~30歳代が低くなっています。若い世代から健診受診の必要性を理解し、定期的に歯科健診を受診することが重要です。かかりつけ医を持ち、定期的に歯と口の状態をチェックしてもらうようにしましょう。