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7/25 
EXPOホールでの
健活10イベント
まであと

イマケン企業の喫煙対策の取組み

国分工業株式会社

製造業 従業員数:112人
喫煙対策を進める中で順調に結果を出している成功の秘訣を
お伺いしました。対策内容や禁煙にチャレンジする従業員への
関わり方など、参考にしたいアイディアが盛りだくさんです。

事業内容:ニチアス㈱の子会社として自社独自の製品を国内外の自動車、電機、精銅、電力、化学工業等に幅広く出荷
男女比:男性73% 女性24%
企業事例2社目は『喫煙対策』をテーマに、国分工業株式会社の取組みをご紹介します。


2018年より健康経営を実施している国分工業株式会社は、職場の健康づくりの活動を表彰する第4回大阪府健康づくりアワードにおいて、優秀賞を受賞。
今回は、森田社長様を含めた5名の健康経営ご担当者様に『喫煙対策』についてお話をお伺いしました。


原田リポーター
「喫煙対策として、どのようなことに取り組まれたのでしょうか?」

総務課 西尾さん
「まずは『禁煙チャレンジ』ということで、禁煙外来の費用補助を始めました。
その後、自力で禁煙にチャレンジする従業員のために、禁煙サポートグッズの購入費の補助も始めました。また、禁煙することのメリットを感じてもらう掲示物を作成して、休憩室に掲示しました。」

原田リポーター
「対策を始められて2年経過しましたが、結果はいかがでしょうか?」

総務課 西尾さん
「社内に8か所あった喫煙所は改正健康増進法の後押しもあり、2か所へ集約することができました。
また、十数名の従業員が禁煙にチャレンジし、内5名が成功しました。」

原田リポーター
「素晴らしいですね。成功の秘訣は何だと思われますか?」

総務課 高嶋さん
「私たちは禁煙サポーターとして、禁煙にチャレンジする従業員を支えようと思いました。
個別に声かけを行い、記録を付けることを推奨したり、困っていることがないか話を聞いたりしました。」

原田リポーター
「健康経営のご担当者である3名が禁煙を応援されたということで、挫けそうな時にサポートがあると嬉しいですよね。では、経営層としてはどのように関わられたのでしょうか?」

代表取締役社長 森田さん
「健康経営は、まずトップダウンで方針を示すことが大事だと考えています。我が社は喫煙対策に取り組むということを、朝礼で私から宣言しました。」

原田リポーター
「森田社長は喫煙者だとお聞きしました。そんな社長自らの喫煙対策宣言は、大きな効果があったと思います。その他、どのようなことをされたのでしょうか?」

代表取締役社長 森田さん
「なるべく総務課に任せて、上がってきた企画は可能な限り採用するようにしました。
やはり経営層の役割は予算面と、担当者が施策を進めやすい環境作りだと思っています。」

原田リポーター
「最後に、健康経営をされてのご感想をお聞かせください。」

総務課主任 嶋田さん
「まず、私たちが楽しみながら、そして従業員の皆さんに楽しんでいただきながら健康経営を進めることをモットーにしています。会社からやらされているという義務感は全くなく、私たちが業務でごく当たり前にしていたことだと認識しています。健康経営は企業に対しての通知表のようなものだと思っていますので、一つでも成績を良くすることにやりがいを感じながらやっています。」

経済産業省が実施する健康経営優良法人の認定基準においても、受動喫煙対策は必須要件となっています。
あなたの職場でも、まずは段階的に取り組んでみてはいかがでしょうか?