その9 けんしん(健診・検診)を受けましょう

学校や職場、市町村等での「けんしん(健診・がん検診)」を定期的に受診することで、自らの健康状態を正しく把握して健康管理に努めるとともに、疾患の早期発見につなげましょう。

特定健診は、メタボリックシンドロームに着目して生活習慣病のリスクの有無を検査し、リスクのある人に対して生活習慣を改善するための保健指導を行うことを目的とした健康診査です。大阪府における特定健診受診率は年々向上していますが、依然、全国比較では低位にあります。
生活習慣病の初期には自覚症状のない場合が多く、自覚症状があらわれたときにはすでに病気が進行していることもあります。生活習慣病を防ぐには異常を早く発見することが重要なことから、定期的に健診を受けて、自分の健康状態について把握するようにしましょう。
また、がん検診の受診率についても大阪府は全国に比べて低くなっています。定期的な検診により進行していないがんを発見し、適切な治療を行うことで高い確率で治すことができます。市町村または医療機関で定期的にがん検診を受けましょう。