製造業
優良法人認定は、従業員が働きやすい環境づくりのために
今まで実践してきたことへの称号です
従業員の健康を大切にする企業を増やすための取組みとして、健康経営という手法があることを保険会社から聞き、今までに実践してきたことの称号として優良法人認定を取得できたらと思い、健康経営を開始しました。
管理職 1名
部署担当者 7名
製作部 マネージャー | 髙橋 俊丸 |
---|---|
製作部 サブリーダー | 新谷 幸一 |
経理部 サブリーダー | 高木 さゆり |
製作部 サブリーダー | 江田 直広 |
営業部 | 木村 海 |
製作部 | 大友 久美子 |
製作部 | 舟橋 拓摩 |
製作部 | 櫻井 涼佳 |
2名からスタートし、現在は8名で運営。女性の意見を取り入れるために、新たに女性3名を健康経営担当に任命しました。
健診は就業時間内に受けられるようスケジュール管理をし、受診率100%を達成しました。従業員からの発案により、女性のがん検診費用補助を開始しました。また、会社からあべのハルカスまで歩いた従業員には展望台入場料を会社が負担するイベントを開催しました。
定期健診における有所見者を減らすために、運動機会の増進を図る活動をしています。コロナ禍でウォーキングなどのイベント開催ができなくなったため、企業対抗で取り組めるウォーキングアプリを導入し、感染予防対策をした上で、個人でのウォーキングを促しました。従業員の約3割が参加していて、運動習慣づくりに役立っています。
新卒採用の説明会で優良法人認定を取得している旨を話すと、参加している学生の関心度や真剣さが高まるように感じます。企業側が思っている以上に、学生の皆さんは健康経営のことを理解している印象です。実際に優秀な人材が入社してくれたので、優良法人認定取得の効果を実感しています。
4年連続で優良法人認定を取得し、2021年はブライト500にも選出されたSANYO-CYP。
取り組み内容や、従業員の健康を守るという熱い思いを聞かせていただきました。
「毎月、社内チャットツールで情報を発信しています。例えば、感染症対策なら知識と実践にどれだけ乖離があるかなどを取り上げています。扱う内容は、衛生管理者を対象とする勉強会や、そこで知り合った先生から頂くアドバイスをもとに決めています。また、ブライト500を取得してからは他社より情報共有のお誘いが増えたので、今後は企業間で交換した内容も発信していきたいです。」
「『○○さんありがとう』の言葉と写真で、1年の感謝の気持ちを同僚に伝える取組みです。コスプレやチームで同じポーズをとるなど工夫して撮影する従業員も多く、皆、楽しみにしています。業務であまり関わらない従業員のことを知る機会にもなり、コミュニケーションの促進に役立っています。」
「以前に頸椎の病気で入院した従業員が復職した際は、産業医と主治医で話し合い、復帰の段取りをしてもらいました。本人が早く働きたいと思っていてもまだ体が万全でないこともあるので、復帰時期の見極めには連携が欠かせないと感じます。」
「当社は従業員に定年まで元気に働いてもらうことをめざしており、そのための支援は惜しまない旨を理念に掲げています。治療による休職や時短勤務での復帰には上司や仲間の助けが必要となりますが、自分が逆の立場になることもあり得ますし、協力し合うのは当たり前だと考えています。」
「今まではラジオ体操や栄養に配慮した弁当発注など何となく健康に良さそうと思って実施していましたが、健康経営という評価軸が加わったことで施策の意図を認識でき、社内で目標を共有しやすくなりました。」
「自分自身、健康を意識する機会が増えて、食生活に気をつけるようになりました。悪化してからではなく、常日頃から自分で考えて健康づくりに取り組むことが大事です。従業員には自分の健康を守る健康知識を身につけてもらい、定年までも、定年後も元気でいてほしいです。」
※ 健康経営年表または、こちらをクリックすると拡大します