5月31日は世界保健機関(WHO)が定めた「世界禁煙デー」、5月31日~6月6日は厚生労働省が定める「禁煙週間」です。
今年度のテーマは「たばこの健康影響を知ろう!~たばことCOPDの関係性~」です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)について
COPDとはChronic Obstructive Pulmonary Disease の略で、「慢性閉塞性肺疾患」と呼ばれます。たばこ煙を主とする有害物質を長期に吸入暴露することで生じた肺の炎症性疾患です。喫煙習慣を背景に発症する生活習慣病と言えます。
COPDの最大の原因は喫煙であり、喫煙者の15%から20%がCOPDを発症すると言われています。たばこの煙を吸入することで肺の中の気管支に炎症がおきて、せきやたんが出たり、気管支が細くなることによって空気の流れが低下します。COPD患者さんの約90%はたばこを吸っていたという報告もあります。くわしくはこちら
たばこは、吸っている人だけではなく周囲の人々の健康にも悪影響を及ぼします。COPDだけでなく、がんや虚血性心疾患、脳卒中など、命にかかわる重大な病気の原因にもなります。
自分自身の、そして周囲の大切な人の健康を守るために、禁煙に挑戦してみませんか。
大阪府では、府民の健康を守るため、「大阪府受動喫煙防止条例」を2019年3月に制定し、望まない受動喫煙を生じさせることのない環境づくりを進めています。「大阪府受動喫煙防止条例」は2025年4月に全面施行され、客席面積30㎡超の飲食店は「原則屋内禁煙」と飲食店でのたばこのルールが変更となります。くわしくはこちら
また、自らの意思で受動喫煙を避けることができない子どもを守るため、「大阪府子どもの受動喫煙防止条例」を制定し、周知・啓発に努めています。くわしくはこちら
府民の皆さまには、所定の場所での喫煙や子どもたちへの配慮など、ご協力をお願いします。
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大阪府では、府民のみなさまに健康への関心を高め、健康活動を実践していただくため、令和6年8月から10月にかけて「健活おおさかセミナー2024」を3回シリーズで開催いたします。
本セミナーは、自宅等で、日々の健康づくりの実践に役立つ情報をお好きな時間にご覧いただけるようオンデマンド配信いたします。セミナー参加費は無料ですので、多くのみなさまのご参加をお待ちしております。